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 ドライバ利用手順
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ここでは、本サイトで提供しているドライバを別売のOS上で利用する場合の注意事項などについて説明します。


◆注意事項
 ・OSに関する質問などは、OS購入元にお問い合わせください。
 ・ハードディスク(またはSSD)に格納されているデータ(OS、アプリケーション、お客様が作成した
  データなど)はすべて消去されます。
  必要に応じてバックアップをとってください。
 ・本機はOSの上書きインストールには対応していません。必ず既存のシステムパーティションを削除
  してから行ってください。
 ・OSのインストールは、別売の周辺機器をすべて取り外した状態で行ってください。
  (インストールに使用する光学ドライブ、FDドライブを除く)
 ・ドライバのセットアップを行うときは、使用中のアプリケーションをすべて終了させてください。
 ・ドライバをCDなどの媒体に保存した場合は、ファイルをハードディスク(またはSSD)にコピーして
  からドライバをセットアップしてください。
 ・OSのインストールディスクでUSB接続の光学メディアからOSのインストールを行う場合は、
  事前にパソコンのCドライブにUSB3.0ドライバを保存してください。ドライバを要求する画面が
  表示されたら、Cドライブに格納したドライバをインストールしてセットアップしてください。
   (USB接続の光学ドライブからWindows 7のインストールディスクでパソコンを起動すると、
   途中で光学ドライブを認識しなくなりセットアップが停止しますので、あらかじめCドライブに
   ドライバを格納してください。)
 ・OSをインストールする場合には、パソコン本体内蔵キーボード、PS/2キーボード、
  タッチパッド、PS/2マウスを使用して操作してください。
   (インストールディスクがUSB接続のキーボードやマウスを認識しないためです。)
  これらが搭載されていない、もしくは接続出来ない装置に関しては、USBドライバを
  組み込んだインストールディスクを作成しインストールを行ってください。
 ・本ページで提供する各ドライバは、Service Pack 1 をインストールした環境で使用することを想定
  して提供しております。
  その他のService Packをインストールした環境で使用した場合動作しない場合があります。
  各ドライバのご利用にあたっては、事前にお客様による十分な評価をお願いします。
  現在、Service Pack 1 を適用しない場合は下記の対応を行う必要がありますが、
  この内容に限定されませんのでご注意下さい。
   −Advanced Format Diskとの互換性を向上させる更新プログラムの適用について
    Windows 7 SP1より前の環境でご利用の場合にはマイクロソフト社から
    提供の以下のMicrosoft KB(文書番号982018)をNECから提供のドライバの
    適用前にインストール願います。
    http://support.microsoft.com/kb/982018


◆インストール手順

 ◇各ドライバのダウンロード

 1.ドライバ一覧からお使いになるドライバをダウンロードする

 2.ダウンロードしたファイルの「プロパティ」の「全般」タブにある
  「ブロックの解除」ボタンをクリックし、「OK」ボタンをクリックする
  「全般」タブに「ブロックの解除」ボタンがない場合は、「キャンセル」
  ボタンをクリックしてください。

 3.ダウンロードファイルを解凍し、CDなどの媒体またはハードディスク
  (またはSSD)の消去されない領域に保存する
  解凍後にフォルダ名、およびファイル名は変更しないでください。


 ◇システム設定の変更

  OSをインストールする前に、システム設定を工場出荷時の状態に戻してください。
  手順は下記を参照してください。
   『システム設定』の「システム設定」-「BIOSセットアップユーティリティについて」-「工場出荷時の設定値に戻す」

  なお、OSをインストールした後も現在と同じ設定で使いたい場合には
  現在の設定を控えておき、ドライバのセットアップ終了後に再度設定してください。
  ただしBoot Modeは変更しないでください。

 1.本機の電源を入れ、すぐに【F2】を数回押す。

 2.BIOSセットアップユーティリティにて、下記のシステム設定を変更する。

  ・タイプME、タイプMB
    - Startup
      - Primary Boot Sequence : 先頭をSATA 2に設定
        (※1光学ドライブ無しモデルの場合はUSB CDROM)
        (※2増設ハードディスクモデルをお使いの場合、SATA 2はハードディスク(またはSSD)に、SATA 3は内蔵光学ドライブになりますので、先頭をSATA 3に設定)
    - Security
      - TCG Feature Setup
        - TCG Security Device:Discrete TPM
    - Exit
      - OS Optimized Defaults : Disabled
       (※1 OS Optimized Defaults設定後、【F9】や「Load Optimal Defaults」でロードしてください)
       (※2 ※1後に上記設定が変更された場合は、再設定を行って下さい。)

  ・タイプMA、タイプML
    - Startup
      - Primary Boot Sequence : 先頭をSATA 2に設定
                        (光学ドライブ無しモデルの場合はUSB CDROM)
    - Security
      - TCG Feature Setup
        - TCG Security Device:Discrete TPM
    - Exit
      - OS Optimized Defaults : Disabled
       (※1 OS Optimized Defaults設定後、【F9】や「Load Optimal Defaults」でロードしてください)
       (※2 ※1後に上記設定が変更された場合は、再設定を行って下さい。)

  ・タイプMC
    - Startup
      - Primary Boot Sequence : 先頭をUSB CDROMに設定
    - Security
      - TCG Feature Setup
        - TCG Security Device:Discrete TPM
    - Exit
      - OS Optimized Defaults : Disabled
       (※1 OS Optimized Defaults設定後、【F9】や「Load Optimal Defaults」でロードしてください)
       (※2 ※1後に上記設定が変更された場合は、再設定を行って下さい。)

          
  ・タイプVD、タイプVX、タイプVA、タイプVL
    - Security	
      - Security Chip
        - Security Chip Selection:Discrete TPM
    - Startup
      - Boot
        - Boot Priority Order: 先頭をATAPI CD0に設定
                        (光学ドライブ無しモデルの場合はUSB CD)
    - Restart
      - OS Optimized Defaults : Disabled
       (※1 OS Optimized Defaults設定後、【F9】や「Load Optimal Defaults」でロードしてください)
       (※2 ※1後に上記設定が変更された場合は、再設定を行って下さい。)

  ・UltraLiteタイプVN、UltraLiteタイプVG
    - Boot
      - Boot Mode: Legacy
      - Boot Device Priority
        - 1st Boot:USB CD/DVD
    - Security
      - Security Chip
        - Security Chip Selection:dTPM 1.2
    - Advanced
      - Rotate Function:Enabled
      - Device Configuration
        - Sensor Devices:Disabled
					(「Boot Mode」を「Legacy」に設定する前に変更してください)

  ・UltraLiteタイプVB
    - Security
      - Security Chip
        - Security Chip Selection:Discrete TPM
    - Startup
      - Boot: 先頭をUSB CDに設定
    - Restart
      - OS Optimized Defaults : Disabled
       (※1 OS Optimized Defaults設定後、【F9】や「Load Optimal Defaults」でロードしてください)
       (※2 ※1後に上記設定が変更された場合は、再設定を行って下さい。)

  ・UltraLite タイプVM
    - Security
      - Security Chip
        - Security Chip Selection:Discrete TPM
    - Startup
      - Boot: 先頭をUSB CDに設定
    - Restart
      - OS Optimized Defaults : Disabled
       (※1 OS Optimized Defaults設定後、【F9】や「Load Optimal Defaults」でロードしてください)
       (※2 ※1後に上記設定が変更された場合は、再設定を行って下さい。)

  ・タイプVF
    - Boot
      - Boot Mode : Legacy
      - Boot Type Order	
        - 1st Boot  : CD/DVD
    - Security
      - Intel(R) Platform Trust Technology : Disabled
       (「Boot Mode」を「Legacy」に設定する前に変更してください)

  ・タイプVS
    - Security
      - Security Chip Configuration
        - Security Chip Selection:dTPM 1.2
    - Boot
      - Boot Mode : Legacy
      - 1st Boot  : USB CD/DVD

 ◇OS、ドライバのインストール

 1.各ドライバのSETUP.TXTを確認し、各ドライバのインストール手順を確認する。
  ドライバによってはOSインストール中に作業を行う場合があります。

 2.それぞれのOSの手順書を参照して、OSをインストールする

 3.各ドライバのSETUP.TXTの手順でドライバをインストールする

 4.USBのセレクティブサスペンドを無効に設定する

  必要な全ドライバのインストール終了後に
  以下の方法1、もしくは方法2の手順でUSBのセレクティブサスペンドの設定を
  無効にしてください。

  チェック
   USBのセレクティブサスペンドの設定を無効にしないと、装置が正常に動作
  しない場合があります。

 方法1.

  先ず最初に、USBホスト側の設定を行う。

  a.「スタート」ボタン→「コントロール パネル」をクリック
   「コントロール パネル」が表示されます。

  b.「システムとセキュリティ」→「電源オプション」をクリック

  c.「電源プランの選択」から使用する電源プランの「プラン設定の変更」を
   クリック

  d.「詳細な電源設定の変更」をクリック
   「電源オプション」が表示されます。

  e.「USB 設定」→「USB のセレクティブ サスペンドの設定」をダブルクリック

  f.以下の設定を行い、「OK」ボタンをクリック
   <Mateの場合>
    「設定」を「無効」に設定する
   <VersaProの場合>
    「バッテリ駆動」を「無効」、「電源に接続」を「無効」に設定する

  g.「プラン設定の編集」の「閉じる」ボタンをクリック

  複数の電源プランを使用する場合は、各電源プランに対して同様の手順を
  実施してください。「ECOモード設定ツール」を使用する場合も、各電源
  プランに対して同様の手順を実施してください。

  続けて、USBデバイス側の設定を行う。

  h. 「コントロール パネル」→「システムとセキュリティー」をクリック

  i. 「システム」→「デバイスマネージャー」をクリックする。

  j. [ポート(COMとLPT)」、「モデム」、「Bluetooth無線」の各々のカテゴリー
   に付いて接続されているデバイスのプロパティを表示する。

  装置構成により、表示されない場合があります。
  3G/LTE モデム搭載、Bluetooth搭載モデルは表示されます。

  k. 「電源の管理」タグを選択し、「電力の節約のために、コンピュータでこの
   デバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外し、「OK」ボタン
   をクリックする。

    イメージをsysprepなどで量産する場合チェックが戻る場合があります。
  都度確認ください。
   

 方法2.

  a.「スタート」ボタン→「プログラムとファイルの検索」欄に「regedit」と
   入力し、プログラムとして表示されたregeditを実行する。

  b. レジストリエディッタが表示されたら、以下のフォルダーに移動する。
   コンピュータ\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services

  c.「Services」フォルダー直下に「USB」フォルダーが無い場合は「USB」
   フォルダーを作成する。

  d.「USB」フォルダー内に「DisableSelectiveSuspend」レジストリを作成する。
   (カーソルをUSBフォルダーに合わせてマウスの右ボタンで、「新規」→
   「DWORD値」を選択する。表示された「新しい値」に
   「DisableSelectiveSuspend」と入力する。)

  e.「DisableSelectiveSuspend」の表示をマウス左ボタンでダブルクリックし、
   「DWORD 値の編集」ウィンドウを表示させ値のデータに「1」を入力後
   「OK」を選択してください。

  f.「DisableSelectiveSuspend REG_DWORD  0x00000001 (1)」と表示され
   ている事が確認できたら、レジストリエディッタを終了してください。